こんにちは、今回は、Azure ストレージの種類について紹介したいと思います。Azure ストレージとは、Microsoft のクラウド ストレージ ソリューションで、さまざまなデータ オブジェクトに対して、高可用性、スケーラビリティ、セキュリティなどの機能を提供します。Azure ストレージには、以下のようなデータ サービスがあります。
- Azure Files: SMB または NFS プロトコルでアクセスできるファイル共有サービス。ファイルサーバーや NAS の代わりになります。
例えば、Azure Files は、オンプレミスのファイルサーバーをクラウドに移行したり、Azure File Sync を使って Windows サーバーと同期したりすることができます。
- Azure BLOB: テキストやバイナリなどの非構造化データを格納するオブジェクトストレージサービス。HTTP/HTTPS 経由でアクセスできます。
Azure BLOB は、大量の画像や動画などのメディアファイルを保存したり、Data Lake Storage Gen2 としてビッグデータ分析に利用したりすることができます。
- Azure Disk: Azure VM にアタッチできるブロックレベルのストレージボリュームサービス。オフラインの仮想ディスクとして利用できます。
Azure Disk は、Azure VM の OS ディスクやデータ ディスクとして利用したり、SSD や HDD などのパフォーマンスや価格の選択肢があります。
- Azure Queue: アプリケーション間でメッセージをやり取りするためのメッセージングストレージサービス。HTTP/HTTPS 経由でアクセスできます。
Azure Queue は、負荷分散や非同期処理などのシナリオに適しており、最大 64 KB のメッセージをキューに保存できます。
- Azure Table: 構造化された NoSQL データを格納するテーブルストレージサービス。REST API 経由でアクセスできます。
Azure Table は、複雑な結合や外部キーなどを必要としないシンプルなデータモデルに適しており、最大 1 TB のテーブルを作成できます。
以上が、Azure ストレージの種類の概要です。これらのサービスは、ストレージ アカウントを通じて利用できます。ストレージ アカウントには、さまざまな種類やオプションがありますが、それはまた別の記事で紹介します。Azure ストレージを使ってみたい方は、以下のリンクから無料試用版を申し込んでみてください。
https://azure.microsoft.com/ja-jp/free/
それでは、今回はこの辺
