2014年5月19日月曜日

使えないSEの用語集 ~ASIC(Application Specific Integrated Circuit)~

使えないSEです。


ASIC? あっ。あのスポーツ用品のメーカー?


ASICとは特定デザインに応じて製作される特定用途向けの集積回路のこと。ASICと対になるものとしてFPGAがある。ASICは特に処理速度が必要となる量産型電気製品に使われる。例えば、多量なパケット処理が必要となる、ルータやスイッチに使用される。他にもデジタルビデオカメラなどの画像処理や、高速複合機の画像処理など、家庭用、産業用問わず様々な電気製品で使用されている。

特定デザインの仕様に基づいてデバイスが製造されるため、相当数の量産製品で使用しないと、開発コストが見合わない。まだ、FPGAのように、再度プログラムして焼きなおすことができないため、問題が発生した場合のコストがかかる。


簡単に考えると、ASICは完全カスタマイズな集積回路(IC)、すなわちオリジナルで、FPGAはある程度カスタマイズ出来るけど、あくまでFPGAの条件内でということ。