2023年4月19日水曜日

Redmineのチケット管理で効率的に作業を進めるためのステータス運用方法

 こんにちは、皆さん。今日は、Redmineのチケット管理についてお話ししたいと思います。特に、ResolvedとClosedの違いについて説明します。

Redmineは、オープンソースのプロジェクト管理ツールです。チケットと呼ばれるタスクや問題を登録して、進捗や優先度を管理できます。チケットには、以下のようなステータスがあります。


- New: 新規に作成されたチケット

- In Progress: 作業中のチケット

- Resolved: 作業が完了したチケット

- Closed: チケットが確認されて終了したチケット

- Rejected: チケットが不要や無効と判断されたチケット


では、ResolvedとClosedの違いは何でしょうか?簡単に言えば、Resolvedは作業者の視点で、Closedは依頼者や確認者の視点で使われます。例えば、以下のような流れが考えられます。


1. AさんがBさんにチケットを割り当てる

2. Bさんがチケットの作業を行う

3. Bさんが作業が完了したと判断して、チケットをResolvedにする

4. AさんがBさんの作業を確認する

5. Aさんが問題がなければ、チケットをClosedにする


このように、ResolvedとClosedは、チケットのライフサイクルの異なる段階を表します。Resolvedは、作業者が自分の責任を果たしたことを示すステータスです。Closedは、依頼者や確認者が作業の結果に満足したことを示すステータスです。


もちろん、プロジェクトやチームによって、ステータスの使い方は異なるかもしれません。しかし、一般的には、ResolvedとClosedを区別することで、チケットの管理がより効率的になります。それでは、今日はこの辺で。次回もお楽しみに!