CRMの日本の普及率
こんにちは、CRMに関心のある皆さん。今回は、CRMの日本での普及率についてお話ししたいと思います。
CRMとは、顧客との関係を管理するためのシステムや手法のことで、営業やマーケティングなどの部門で活用されています。CRMを導入することで、顧客情報の一元管理や分析、営業活動の効率化や売上拡大などの効果が期待できます。
では、日本ではどれくらいの企業がCRMを導入しているのでしょうか?
IT専門調査会社のIDC Japanによると、2021年度の国内CRMアプリケーション市場は前年比13%増の約1,812億円で、今後も年間平均成長率10%で拡大していく見通しです。2026年には約2,917億円に達すると予測されています。
この市場規模の拡大は、新型コロナウイルス感染症の影響で顧客接点のデジタル化が進み、カスタマーエクスペリエンス(CX)の向上によって収益レジリエンシーを維持拡大する必要性が高まったことが一因とされています。
また、CRMを導入している企業の事例を見てみると、さまざまな業種や規模の企業があります。例えば、
- 金融業界では、オンライン証券会社がCRMを活用して顧客満足度を向上させたり、銀行がCRMを活用して顧客セグメント別に最適なサービスを提供したりしています。
- 製造業界では、自動車メーカーや家電メーカーがCRMを活用してアフターサービスや製品開発に役立てたり、食品メーカーや化粧品メーカーがCRMを活用して消費者とのコミュニケーションを強化したりしています。
- サービス業界では、旅行会社やホテルチェーンがCRMを活用してリピート率や予約率を高めたり、教育サービスや医療サービスがCRMを活用して顧客ニーズに応えたりしています。
これらの事例からもわかるように、CRMは様々な業種や規模の企業に適用可能であり、顧客との関係性を強化することでビジネスに貢献することができます。
もちろん、CRMを導入するだけでは効果は出ません。導入目的や体制、分析方法などを明確にし、自社に合った最適なシステムを選ぶことが重要です。
そこで、私はこのブログでCRMに関する情報やノウハウを発信していきたいと思います。CRMに興味のある方はぜひフォローしてくださいね。それではまた!